ただただ、ごついだけのLBに隣に座られてしまったサヌック。
迷惑このうえないけど、あまり邪険に扱えないので一応、会話をする。
何処から来たのか?ホリデーか?何日滞在するのか?と言った、ベタな質問に対して必要最小限の答えを返す。
ひとしきり質問を終えたところで、コーラのおねだり。
奢るのがもったいないのは勿論だけど、奢ってしまうともう暫く、一緒に会話をする必要が出てくる。
さすがにそれはきついので、断りを入れる。
断った所で、ごっついLBさんは立ち去って行く。
ここで、チェックビンしとけば良い物のもう暫くねばってみることに。
すると、さっきのLBが再びサヌックの隣へ。
今度はおっぱいを見せながらさわれさわれと言ってくる。
全然うれしくないから…
本当、勘弁してほしい。
再度、コーラのおねだりがくるが、当然断る。
するとチップをよこせと言ってくる。
正直、あまりいい気分はしないが、チップでこの状態から解放されるならと思い払うことに。
カバンから財布を取り出そうとすると…
財布が無い!!!
クレイジーハウスではしっかり支払いをしてきたから、ついさっきまではあったはず。
何処で無くしたのか必死に記憶をたどる。
落としたとしたら、写真を取る為にデジカメを出し入れタイミングか…
とにかく、探しにいかないと。
必死に隣のごついLBに事情を説明する。
なんとか財布を落とした事は伝わったみたいだけど…
サヌック「財布を探しにいかないと」
ごっついLB「よし。わかった。とりあえず、飲み代を払って行け。」
サヌック「いや、だから、財布が…」
財布が無い。金払えの不毛な会話が暫く続く。
この会話を見かねた、別のLBが間に入ってきて飲み代を立て替えてくれると言う!
思わぬ申し出に感謝するとともに惚れてしまいそうになった(笑)
心優しきLBの番号を確認し、必ず戻ってくることを約束して店をあとに。
しかし、何処に落としてしまったんだ。
自己責任とは言え、過去最悪のスタートになってしまった。
つづく
この記事へのコメントはありません。